ほんとの空を見に行こう

電線やビルに視界を遮られる事のない景色を求めて

登山履歴書(日光男体山20210511)

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山開きから2週間経ち、積雪も減って登山者も少なめになっただろうと予想して日光男体山へ行って来ました。

スタート時は生憎の曇天。午後から晴れの予報でした。都心は朝の5時頃で20度近くあったのですが、二荒山神社中宮祠は7時半で7度。気温差すごい。

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では登拝の届出を記入し1人1000円を奉納、(届出書はグループの代表者のみ1枚でOK)お守りをいただき登山開始。累積登り1270m登りっぱなし、まずは石段から〜。

境内のあたりには石楠花がほぼ満開でした。ピンクが可愛いなあ。

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登山道傍には○合目という石があります。色々なweb画像で見知っていましたが、思いの外小さくていくつも見落としてしまいました。

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まだまだ3合目で早くも半袖。中禅寺湖が静かに見えてます。
この後アスファルト道を葛折りに。斜度がゆるいので有難い休息区間

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さあ4合目から急坂の始まり。

もうここまででも結構いい感じですが、修行の登拝は続く続く↑↑

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標高1800mを過ぎて虎ロープが下げてあったら、そろそろストックをしまっても良いかも。空気が冷たくなって来たので、Tシャツの上にモンベルのクールパーカー、ノースフェイスのベンチャージャケット、スペリオダウンとどんどん着膨れしていく私。すれ違った下山者に「山頂はマイナス2度だよ。風が強いから森林限界に出る前に保温着着たほうが良い」と教えていただきました。有難いアドバイス

八合目では中禅寺湖も雲の中で全く見えなかったのですが、「山頂では晴れたり曇ったりで、戦場ヶ原や湖が綺麗に見える時もある」とのお言葉を励みに一歩ずつ前へ。一歩ずつ上へ。

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2300m付近から積雪の名残。シャクシャクです。

緑と赤の石がゴロゴロし始めたらヴィクトリーロード。

もうヘロヘロなので見えてても遠い遠い。

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山頂は2℃。目まぐるしく天候が変わる大迫力のパノラマ。ほんの3.4m先が真っ白になる時も。山肌を雲が駆け上ってきます。

落雷のせいでしょうね。山頂の小屋は焼け焦げていましたし。山道にいくつも避難小屋が設置してあるのに納得の天候変化の激しさでした。

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広い山頂でアトラクション(笑)たくさん。あの鐘を鳴らすのはワタシ〜ゴ〜ン♩もして来ました。背伸びしてやっと届く高さって女人禁制の山の名残ですか?

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 青空と撮れたら映えただろうなあ。

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日光白根山方向。

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戦場ヶ原。

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会津駒ヶ岳は頭が隠れてました。登りたいなあ。

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天気予報大当たり!下山途中から青空が出て来ました。

下りも「ワタシこんなに登ったのか!」と感心するほど長い長〜い道のりでした。

霊山という言葉がぴったり。自然に畏怖を抱かせる修行の山でした。

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こちらが頂いたお守り。帰宅後も交通安全の守護として毎日持ち歩いています。