登山履歴書(20210720立山/雄山・大汝山)
5月末に「 梅雨明けはこの日!」と決め打ちして予約した、立山のみくりが池温泉。
ズバリ予想的中で晴天に恵まれた2日間の旅となりました。ヤッタ〜‼︎
自家用車、電気バス、ケーブルカー、ロープウェイ、トローリーバスと次々と乗り継いで別天地、立山室堂へ。
お花もたくさん咲いていました。
美味しいと評判のみくりが池温泉の食事。普段好まない西京漬もパクパク食べてしまいました。昆布締めのお魚は富山名物。サス=カジキマグロ。
何度も何度も見返している夕景。自画自賛ですが見るたび惚れ惚れしてます。油断して着込んで行かなかったので寒かった〜。
で、翌朝4:30登山開始しました。
もうほとんど無いだろうと思っていたら、意外と残ってました。雪。
前日お散歩中に雪渓を踏み抜いて転び落ちましたので慎重に歩きました。
一の越から岩ゴロゴロの急登と聞いて不安に思っていたのですが、ここよりも真砂岳のあたりから雷鳥沢に降りる大走りの方が急でガレザレロングコースでキツかったです。
次に来る時は、雷鳥沢にテント泊して別山から登って剱岳を激写したいです。(登りたいなんて大それた事は言いません(^O^)/)
2日目のお気に入りの一枚はこれっ↓↓
登山を2日目の早朝からにしたのは大正解。YouTubeで雄山神社までの狭い岩場の大渋滞を拝見していましたが、社務所や祈祷の受付時間は8時からだったのでまだ人が疎らでマイペースで歩けました。(平日の扇沢のバスの始発は7時30分)
辿り着くまでに時間がかかるので気軽に行けない所ですが、コストと時間を払ってもあり余る360度絶景!残念ながら雷鳥には会えませんでしたが、いつの日か冬毛の紅白の彼らをマイアルバムに収めたいです。
登山履歴書?(白駒の池20210629)
梅雨真っ只中だけどお出掛けした〜い‼︎
と言うことで苔の森散策に行って来ました。北八ヶ岳にある白駒の池をぐるっと一周。あわよくば、にゅうに登れないかなあと。
天気予報は曇りだったのですが、残念ながら朝から土砂降り。駐車場で小雨になるのを30分以上待ってのスタートです。
苔って写真撮るの難しい…。
あ、少し青空見えて来ました。
でも降ったり止んだりだから、山登りはまた今度ね。
楽しみにしていた白駒荘のランチもお休みでした↓↓
Instagramチェックしてたのですが、平日は不定休のようです。
なので、帰り道で見つけたオーベルジュでのんびりランチタイム♡
野菜がとっても美味しかった♪
池を離れ駐車場にたどり着いた時にはまたザーザー降り。帰りの車中でも、目の前が真っ白になる位の豪雨になったり二重の虹が出現🌈したり目まぐるしい天候の変化でした。
かくして梅雨どきの楽しみ方の探求は続くのであった。
登山履歴書《上高地〈徳沢キャンプ場〉20210531−601》
晩春の上高地。森は新緑のアップルグリーン、水はどこまでも澄んだアクアグリーン、空は雲ひとつないコバルトブルー。
どこを切り取っても一枚の絵の如し。ひとえに沢山の方の地道な努力の結晶。まずは賛辞と感謝を。
朝7時 アルピコ交通のバスを大正池で降りた瞬間から暫く「おーっ」とか「うわあ」「綺麗ねえ」しか言えませんでした。凡人なので本当に感動すると自然とボキャブラリーが貧困になってしまいます。
さて、今回の課題は「重たい荷物を背負って長時間歩く!」
と言うことで梓川周辺をぐるぐる歩いて徳沢キャンプ場にテン泊という行程です。
結果的に言うと1日目で14.5キロ、2日目で14キロ歩きました。
使用ザックはグレゴリー ディバ60 重量は13キロありました。手で持つと5分と抱えていられない重さですが背負うと歩ける!登山用ザックって凄い。
焼岳にはうっすら噴煙が。活火山の荒々しさが神々しいです。
大正池から田代池に向かう遊歩道はもうすでに奥穂高に続いてる感ヒシヒシ。田代池には水が少なくて池塘が少し残っている湿原の状態でした。リフレクションが見れなくて残念。
ずっと見たかった河童橋越しの穂高連峰。梓川の水の透明度ったら!まるでソーダ硝子です。
明神池で穂高神社にお参りして御朱印をいただきました。さあ徳沢に向かいます。夢のような景色に助けられて来ましたが、ここまででもう10キロくらい歩いていて流石に肩腰にかなりのズッシリ感…。
梓川沿いの遊歩道にもちらほら咲いていましたが、明神橋を渡ってから徳沢に向かう登山道ではニリンソウがずーっと群生していてお花畑のよう。ルミエスタホテルの方が「今年はニリンソウの当たり年」と仰っていました。花びらの数は5枚と思い込んでいましたが、6枚以上の株も多くてとても華やかでした。
立ち止まって写真を撮ってばかり。中々テント場に到着しません。上高地に来たらどうしても見たかったエゾムラサキもそこココに。
これでもあまり綺麗に撮れなかった花は未掲載(ハシリドコロ、タチツボスミレ、イチヤクソウなど)です。
ウェブ上で上高地は花盛りと見聞きしていましたが、云って山だし天然だし観光庭園じゃないのだからと思っていましたが、想像以上の見応えでした。
オオカメノキ、ラショウモンカズラ、ツバメオモト
エゾムラサキ、タマシャクヤク
サンカヨウ、ヤマアマドコロ(ナルコユリかも)、アカハラ(花じゃないですが)
午後になると水彩画のにじみ技法の様な雲が出できました。中央の奥に大天井岳。
雲があるのも絵になりますねえ。
7時間もかけて(寄り道しすぎ!)やっと徳沢キャンプ場に到着。広〜い。平ら〜。
谷間なので眺望は良いとは言えませんが、北東側に長塀山、西側に前穂高。山に自然に包まれている感があって幸せです。
2日目も好天に恵まれました。名残惜しいですが、前穂高にお別れ。
もう一度大正池にも戻りましたが、若干風があって水面に波が。前日の様な見事な反射は見ることができませんでした。それでも夢のように美しいのに、人間て贅沢ですねえ。
上高地は色々な嗜好の方が色々な楽しみ方のできる懐の深い山岳リゾート地でした。
次に来る時はさーっと通り過ぎてしまうと思うので、じっくり見て廻れて良い経験でした。
なお、上高地は野生生物が多いとのこと。今回熊には会いませんでしたが、結構近い対岸で野生の猿2頭が闘っているのを見ました。川向こうで良かった。それと、上高地にいらっしゃる際は遊歩道で運をつけて来ないようお気をつけて。ホントに沢山、道の真ん中に在ります。(自己主張強!)
登山履歴書(日光男体山20210511)
山開きから2週間経ち、積雪も減って登山者も少なめになっただろうと予想して日光男体山へ行って来ました。
スタート時は生憎の曇天。午後から晴れの予報でした。都心は朝の5時頃で20度近くあったのですが、二荒山神社中宮祠は7時半で7度。気温差すごい。
では登拝の届出を記入し1人1000円を奉納、(届出書はグループの代表者のみ1枚でOK)お守りをいただき登山開始。累積登り1270m登りっぱなし、まずは石段から〜。
境内のあたりには石楠花がほぼ満開でした。ピンクが可愛いなあ。
登山道傍には○合目という石があります。色々なweb画像で見知っていましたが、思いの外小さくていくつも見落としてしまいました。
まだまだ3合目で早くも半袖。中禅寺湖が静かに見えてます。
この後アスファルト道を葛折りに。斜度がゆるいので有難い休息区間。
さあ4合目から急坂の始まり。
もうここまででも結構いい感じですが、修行の登拝は続く続く↑↑
標高1800mを過ぎて虎ロープが下げてあったら、そろそろストックをしまっても良いかも。空気が冷たくなって来たので、Tシャツの上にモンベルのクールパーカー、ノースフェイスのベンチャージャケット、スペリオダウンとどんどん着膨れしていく私。すれ違った下山者に「山頂はマイナス2度だよ。風が強いから森林限界に出る前に保温着着たほうが良い」と教えていただきました。有難いアドバイス!
八合目では中禅寺湖も雲の中で全く見えなかったのですが、「山頂では晴れたり曇ったりで、戦場ヶ原や湖が綺麗に見える時もある」とのお言葉を励みに一歩ずつ前へ。一歩ずつ上へ。
2300m付近から積雪の名残。シャクシャクです。
緑と赤の石がゴロゴロし始めたらヴィクトリーロード。
もうヘロヘロなので見えてても遠い遠い。
山頂は2℃。目まぐるしく天候が変わる大迫力のパノラマ。ほんの3.4m先が真っ白になる時も。山肌を雲が駆け上ってきます。
落雷のせいでしょうね。山頂の小屋は焼け焦げていましたし。山道にいくつも避難小屋が設置してあるのに納得の天候変化の激しさでした。
広い山頂でアトラクション(笑)たくさん。あの鐘を鳴らすのはワタシ〜ゴ〜ン♩もして来ました。背伸びしてやっと届く高さって女人禁制の山の名残ですか?
青空と撮れたら映えただろうなあ。
日光白根山方向。
戦場ヶ原。
会津駒ヶ岳は頭が隠れてました。登りたいなあ。
天気予報大当たり!下山途中から青空が出て来ました。
下りも「ワタシこんなに登ったのか!」と感心するほど長い長〜い道のりでした。
霊山という言葉がぴったり。自然に畏怖を抱かせる修行の山でした。
こちらが頂いたお守り。帰宅後も交通安全の守護として毎日持ち歩いています。
登山履歴書(長者ヶ岳20210421)
タイミングが良いので、田貫湖キャンプ場に宿泊しダイアモンド富士を愛でて来ました。ジャスト真上に見えるポイントまで頑張って行かない怠け者〜。
そして田貫湖をぐるっと回って長者ヶ岳登山スタートです。ヘラ鮒釣りを楽しんでいる人がずらーっと並んでいました。
最初は植樹されている針葉樹林帯。周囲が落葉広葉樹林に変わると樹林の間から富士山が見えてきます。途中、ベンチも何箇所も配置されていて、現在地の表示されている地図もたくさん。しっかり整備されていて安心です。
カタクリやキクザキイチゲなどなどお花も咲いていて、春を満喫。種類がわかりませんが、ホスタの若緑も綺麗でした。
山頂はテーブル付きのベンチが2セット。樹林帯を抜ける高さではないので富士山側と南アルプス側2、3メートルの間だけ眺望がありました。
南アルプスは前日行った三湖台からより大きく見えました。
下りは 休暇村分岐から国民休暇村に。山道を抜け車も通れる砂利道にでた所でちょっと地図アプリを確認。林業用の道が杉林の中に登山道っぽく続いていたのですが、砂利道を進むので正解でした。写真奥の右側のあたりです。
この日は快晴で風も穏やか。上り坂では汗をかくくらいでした。
国民休暇村のお風呂に入りたいな〜と思いましたが、ちょうど避難訓練をされていたらしくサイレンが鳴り響いていて遠慮してしまいました。訓練…だったよね?
登山履歴書(足和田山(紅葉台より三湖台経由霞岩寄り道)20210420)
麓の鳴沢氷穴周辺ではアカヤシオが満開。登山口に到着前から福々な気分。
反則技で紅葉台まで車で登って来てしまったので、本日はピカピカ晴天のゆるゆるお散歩コースです。
桜(富士桜?)が沢山咲いていました。
三湖台までは平坦な道を10分弱。
こんなに楽していいんだろうか…。
樹海と南アルプスも堪能し放題。
西湖と本栖湖は見えましたが、精進湖は心の目で見ました。三湖台。
テント場かと思うくらい、ひろーーい山頂でした。
ここから足和田山(五湖台)に向かいます。
道中こんな感じで分かれ道がいくつも。登り坂と平坦な道なので、選択を間違えると分岐点が崖上にあったりして見えず通過してしまいます。すぐに気が付けばちょっと戻るだけですが。
足和田山までの道もさほどのアップダウンなく、樹林の間から南側に富士山、北側に西湖と河口湖がずっと見えてました。
ルンルン。あれ。
五湖台…。木が成長しすぎちゃったのかな。
気を取り直して地図に絶景ポイントと書いてあった霞岩へ。
おー。霞岩、いいんじゃない!岩はどこか分からないけど。富士山は確かに美しい。
え、違うの?まだいっぱい下るの?え?下って絶景って、ある?
さて、テコテコ標高で120mくらい下ったのですが。祠はあったものの、岩も見つけられず富士山も樹林の間から望むという感じで。諦めて登り返して来ましたー。もうちょっと頑張れば絶景ポイントがあったのかなあ。でもお腹が空いたので三湖台に戻ってランチ!
宣材のようですが、私、サントリーの社員ではありません。美味しそうに撮れたので嬉しくて。載せてしまいました。
では、最後に紅葉台展望台からの360度の絶景をどうぞ。
登山履歴書(竜ヶ岳20210323)
本栖湖畔にある竜ヶ岳に行ってきました。ビックな富士山が道々ずっと見えると評判の山です。前日に降った雪で富士山も白さが濃くなっていました。
登山中は東側に雲が多くて、この写真がベストショット↓という残念な結果。
なので、帰りに寄り道した河口湖からの富士山を載せておきます↑
さて肝心の山行の様子です。
本栖湖キャンプ場からスタートしました。駐車場も広くて綺麗なトイレもありました。(今年は3月20日から営業とのことで、クローズ中はトイレは施錠してあるかもしれません)
登山口への案内看板が沢山あるので、初めて行く方も安心です。
車道を一度横切り進みます。
おや、と思った道標はこちらだけ。林道という方向へ。
登山口には謎の羊。ビス留めしてあったので誰かの悪戯ではないようです。
山道はそれほど急ではありません。(富士山の周りの低山はびっくりするくらい急坂の山も多いですが)ずっと葛折りで登って行きます。
中腹くらいから道に雪が増え始めて、新雪なので先駆者の足跡が。ふわふわの雪なのでチェーンスパイクは着けず。
樹林帯を抜けると見晴らしMAXです。
休憩所に吹き抜け(笑)の東屋が。この冬の強風のせいでしょうか。
山頂から西側は雲が少なく良い眺めが楽しめました。ベンチでおやつを食べながら少し粘りましたが、富士山は見えず。また次の富士見ハイクの適期にリベンジ決定です。
下りは雪が溶けて山道がドロドロの川になってました。メンド臭がらずにスパッツ付ければ良かったです。反省。