登山履歴書(乗鞍岳20200915)
何だか2500mを超えると高山病っぽい症状が出てしまっているかも…と不安になり「習うより慣れろ」の言葉を信じ3000m越えなのに楽々登れる乗鞍岳を目指しました。
乗鞍本宮で御朱印を頂き、バスターミナルのレストランで飛騨牛カレーを食べる計画です。
ところが、バスを降りてみると神社は閉鎖されていました。
岐阜側からの乗鞍スカイラインが7月の豪雨のため通行止めで、神社の方が登って来れないとのこと。(私は長野側から乗鞍エコーラインで入りました)
また、飛騨牛カレーもコロナ対策とのことでレストランのオーダーストップが早く、下山してきた時にはすでに遅し。
肝心の乗鞍岳。真上の空は綺麗な青色だったのですが周囲は雲が多く、近くの焼岳は分かったものの遠くは槍ヶ岳が雲の隙間からチラッと見えたくらい。眺望はあまり良くなかったです。
ショボボーン。
下調べも足りなかったのだと思いますが、タイミングのイマイチな日もあるものですね。
来シーズンの道路復旧とコロナ収束を祈るばかりです。
登山履歴書(日光白根山20200818)
ぽこぽことした頭が特徴的な日光白根山に登りました。
この日は本当は谷川岳に登る予定でロープウェイ乗り場まで行ったのです。
数日前に落雷が原因でロープウェイが故障運休していて、復旧したのを確認して出かけたのですが現着してびっくり!!「今朝また故障してしまい終日運休です」
さあ困りました。岩場鎖場急斜面と聞く西尾根ルートで登ることが出来るのか、登りはともかく下れるのか。
すると、同伴者から「日光白根山に行きたい」との要望が。
スタート時間は遅くなりますがロープウェイがあるから大丈夫そう、と判断し計画を変更しました。
ジブリ感溢れる苔むした樹林帯からスタートし群生している黄色いハンゴンソウに見送られ、蟻地獄のようなザレ場岩場を経て見晴らしの良い山頂へ。
残念ながら雲の位置が悪くすぐ隣の男体山はうっすらしか見えませんでしたが、燧ヶ岳や至仏山はよく見えました。代打満塁ホームラン!
登山履歴書(木曽駒ヶ岳20200804)
夢のような場所という表現がぴったり。とりどりの花が咲き乱れ、薄灰の岩肌に鮮やかな若草が光輝き、空は青く雲は白く。
ほぼ3000mの高度ですので、気圧の変化に弱い私は呼吸が苦しくて頭痛もしていましたがそんなの問題じゃない幸福な時間でした。
お花は平地では見られない種類ばかり。初めて雷鳥も見れましたし、ホシガラスも間近で飛んでいました。
右の写真の岩場で買ったばかりの腕時計を壊しましたが↓それもネタになるような楽しい思い出。
高い山でなければ感じられない風の触感、光と色を存分に味わいました。
バスやケーブルカーのお陰で、もっと歳をとって体力が落ちてからでも楽しめそうです。先人の注力、有り難いですね。